メッセージ

神のミラクル

ある日、会堂建設のために良いと思われる土地で、神様の導きを求めて祈っていると、子犬がうずくまっているのを発見しました。雑種で、汚く、弱っています。とてもかわいそうなので、放っておくことができず、動物病院に診せに行きました。
 獣医によると、極度の貧血に加え、心臓の疾患もあり、助かる可能性はほとんどないと言われましたが、それでも治療をしてほしいと頼みました。獣医はこんな野良犬を治療してほしいと言われたのは初めてだと感動して、本来は20万以上する治療費を、3万円にしてくれました。
 その後も、私たちは子犬のために祈り続けました。当初、長いこと持たないと言われた子犬でしたが、次第に回復し、とうとう奇跡的に元気になったのです。これは神様の奇跡的ないやしだということで、「ミラクル」と名づけました。今ではうちの大切な家族の一員となったミラクルを見るたびに、神様のあわれみを思うのです。
 保健所に捕獲される最近の犬は、見た目もきれいで、「なぜ、こんなかわいい犬が」と思うような犬が多いそうです。どんなに毛並みが良くても、主人が「だめ」と言えば捨てられるのです。逆にどんなに醜く、弱った犬でも「かわいそう。ぜひこの犬を引き取りたい」とある人がその人の主人になれば、その犬は大切にされ、生涯愛され続けるのです。私自身も、どうしようもない、見捨てられても仕方ないような者ですが、天の父が「ぜひ、わたしの子にしたい」と言ってくださったのです。野原でうずくまる子犬のような私を見つけ出し、拾い上げ、救ってくださるためにひとり子をこの世に遣わされたのです。この恵みを思う時、重要なのは私がどうかではなく、主人が私たちに目を止めてくださる、これが本当にミラクルだと思います。このミラクルを、このクリスマスのシーズンに喜びほめたたえたいと思います。

みことば
神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

ヨハネの福音書3章16節