音楽は偉大な神のもの

∃ハン・セバスチャン・バッハは、ドイツの敬けんなクリスチャン一家の末っ子として生まれました。そして、優秀なバイオリニストだった父から、バイオリンやオルガンを教えてもらいました。しかし彼が9歳のときに母が、10歳のときに父が相次いで亡くなり、兄に引き取られることになったのです。
 その後、バッハは一生懸命勉強して、音楽の才能を開花させていきました。また宗教改革者のマルティン・ルターの教えに非常に感銘を受け、敬けんなクリスチャンとして成長しました。
バッハは弱冠18歳で宮廷オーケストラのバイオリニストとなり、19歳のときに教会のオルガニストとなりました。その後、各地を転々としながら、38歳で聖トマス教会付属学校の合唱長に就任すると、教会音楽の仕事に没頭しました。晩年は、白内障のため失明しましたが、死の直前まで教会音楽を意欲的に作り続けたのです。
 広く世界に名の知れた音楽家だったバッハですが、彼の直筆楽譜の最後には、必ず「SDG」のサインが残されました。これは「Soli Deo Gloria」の略で、「すべての栄光を神に」という意味です。バッハは、「音楽の目的は第一に神に栄光を帰し、隣人に喜びを与えることである」と語り、どんなに有名になっても教会音楽から離れることはなかったのです。

みことば
わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。

ヨハネの福音書15章5節